電気工事士採用の成功事例|2年採用ゼロから応募140件以上・10名採用
電気工事士の採用を2年間実現できなかったI社様。ジョブプロマーケでは、採用LP・Indeed・Meta広告・Instagramを別々に運用するのではなく、求職者が会社を知って応募するまでの一つの導線として設計しました。広告配信開始後約2.5か月の集計で、応募140件以上、採用10名を記録した支援事例です。
この記事で紹介すること:支援前の採用課題、実施した施策、媒体別の応募・採用結果、制作した採用サイトとSNS、成功要因、他社で応用するときの条件。
電気工事士採用の成果
| 指標 | 結果 | 集計条件 |
|---|---|---|
| 応募 | 140件以上 | 広告配信開始後約2.5か月 |
| 採用 | 10名 | 媒体判明9名+媒体未分類1名 |
| 応募単価 | 20,804円 | 総予算÷応募140件 |
| 採用単価 | 291,262円 | 総予算÷採用10名 |
| 応募者平均年齢 | 36.6歳 | 年齢記録のある77名 |
前提条件として、募集エリアは関東の一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で、I社様は上場企業グループの一員です。集計期間・職種・地域・予算・選考条件は本事例固有であり、同じ成果を保証するものではありません。総予算2,912,623円には、採用LP制作、初期構築、SNS/広告運用、媒体費を含みます。既存サービスページの応募108件は運用開始2か月時点、本記事の140件以上は約2.5か月時点の更新値です。
I社様について
I社様は、電気・エアコン・分電盤など、住宅設備のメンテナンス・修理を手がける上場企業グループの会社です。事業拡大に伴い、関東の一都三県(東京都・埼玉県・千葉県・神奈川県)で、住宅設備の現場を担う電気工事スタッフの確保が重要になっていました。
支援前の採用状況と課題
- 2年間、採用に至らない状態が続いていた
- 受注が伸びる一方で、現場を担う人員の確保が追いついていなかった
- 総合求人媒体では他社求人に埋もれ、電気工事の仕事や会社の魅力が伝わりにくかった
- 電気工事士専用の採用ページがなく、未経験者が仕事内容・育成・キャリアを具体的に理解しにくかった
- 本社所在地だけで募集すると、直行直帰の働き方と実際の通勤圏が求人上で伝わりにくかった
課題は単に求人の露出が少ないことではありませんでした。未経験者にとっては「資格がない」「現場仕事は厳しそう」「入社後の成長が見えない」という不安があり、経験者にとっては働き方や収入、キャリアを比較できる情報が不足していました。
実施した取り組み
1. 電気工事士専用の採用LPを制作
採用LPでは、給与条件に加えて、直行直帰の働き方、資格取得支援、休日、キャリアの進み方、社員の声、応募前に知りたい質問を一か所にまとめました。未経験から何を身につけ、どのように働けるのかを同じ比重で具体化しています。

2. IndeedとMeta広告の役割を分けて運用
Indeedは「今、仕事を探している人」の応募を獲得する主経路として、Meta広告はInstagramやFacebook上で「まだ転職先を決めていない人」に仕事を知ってもらう経路として設計しました。Indeedは無料掲載で反応を確認した後に有料配信へ移行し、採用地域と応募・採用の効率を見ながら、各施策の配分を調整しています。
3. 57件の勤務地別求人を整え、募集エリアを最適化
直行直帰の仕事は、本社所在地だけで募集すると通勤距離の印象と実態がずれることがあります。そこで、働ける地域ごとに求人の接点を整備し、応募・採用の結果を見ながら配信エリアを調整しました。求人数を増やすこと自体ではなく、候補者が自分の生活圏で働けると理解できる設計を重視しています。
4. 現地撮影した動画を複数の接点で活用
社員インタビュー、仕事の一日、入社理由、資格取得、職場の日常などを撮影し、ショート動画5本を制作しました。Instagram投稿だけで終わらせず、Meta広告、採用LP、応募前の会社理解にも活用。直行直帰でも「一人で働く会社」に見えないよう、人同士の会話や支え合いが伝わる構成にしています。

媒体別の結果
| 媒体・施策 | 応募 | 採用 | 役割 |
|---|---|---|---|
| Indeed | 42件 | 7名 | 顕在層の応募獲得 |
| Meta広告 | 57件 | 2名 | 潜在層との接点づくり |
| Instagram/DM | 10件 | 0名 | 仕事・人柄の理解、継続接点 |
| 媒体未分類 | 31件 | 1名 | 記録上、経路を特定できない応募 |
Instagramの採用数が0名だからといって、動画が不要だったとは判断していません。撮影した動画はMeta広告や採用LPでも再利用し、応募前の理解を助ける素材として機能します。各媒体を単独で評価するのではなく、最終的な採用までの役割を分けて見ることが重要です。
成功した要因
- 顕在層と潜在層の両方へ接点をつくった
Indeedだけ、SNSだけに偏らず、転職意欲の段階が異なる候補者へ情報を届けました。 - 求人原稿の前に、仕事の理解材料を整えた
資格支援、働き方、キャリア、社員の声を採用LPと動画で確認できるようにしました。 - 拠点・エリア単位で調整した
会社の所在地ではなく、実際に働ける地域に合わせて応募の入口を整えました。 - 再生数ではなく、採用まで記録した
応募経路、辞退、採用を追い、媒体費だけでなく制作・運用費を含む総額で採用単価を確認しました。
お客様の声
「ほぼ在宅勤務」という見せ方は、僕らでは思いつかなかった、すごくいい切り口です。ただし誤解との兼ね合いがあるので、表現はマイルドにした方がいいと思います。
I社 ご担当者様(採用LPの訴求を検討した打ち合わせ)
2026年2月26日の打ち合わせ記録にある発言を、意味を変えない範囲で読みやすく整えています。
他社でも再現しやすいポイント
この事例をそのままコピーすれば同じ結果になるわけではありません。一方、次の条件がある会社では考え方を応用できます。
- 求人媒体へ掲載しているが、自社の違いを説明できていない
- 未経験者を採用したいが、育成や資格支援が求人票だけでは伝わらない
- 直行直帰・複数拠点など、勤務地の見せ方と実態にずれがある
- 社員や現場を撮影でき、応募前の不安を減らす材料がある
- 応募だけでなく、面接・採用まで経路別に記録できる
ジョブプロマーケ支援チームの振り返り
広告の反応だけでなく、どの媒体から何名が採用されたかまで追ったことで、IndeedとMeta広告の役割を分けて改善できました。サイト・動画・求人を同時に整えたことが、母集団を広げられた大きな要因です。
よくある質問
Q. 140件の応募は、すべて同じ媒体からですか?
いいえ。媒体を確認できた応募はIndeed42件、Meta広告57件、Instagram/DM10件で、ほかに媒体未分類31件があります。採用10名のうち、Indeed7名、Meta広告2名、媒体未分類1名です。
Q. SNSだけで採用できた事例ですか?
いいえ。採用LP、求人原稿、Indeed、Meta広告、Instagram、動画を組み合わせた事例です。SNSは会社と仕事を知る接点、Indeedは今すぐ仕事を探す人の応募経路、採用LPは比較と不安解消の場所として役割を分けました。
Q. 有資格者だけが対象ですか?
本事例では有資格者と未経験者の両方を対象にしました。未経験者へ訴求する場合は、資格取得支援の条件、入社後の教育、仕事内容、キャリアを具体的に示す必要があります。
Q. まず何から見直せばよいですか?
募集職種ごとに、応募数・面接数・採用数、勤務地、給与、休日、資格、教育、応募後の対応を一度整理します。そのうえで、応募が少ないのか、応募後に採用へ進まないのかを分けて、求人・サイト・広告の優先順位を決めます。
電気工事士採用の課題を整理しませんか?
ジョブプロマーケでは、求人媒体、SNS、動画、Web広告、採用サイトを、応募から採用までの一つの導線として設計します。電気工事士・施工管理・現場スタッフの採用にお悩みの場合は、現状の求人と応募状況を確認し、優先して直す場所をご提案します。

